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                                                                                           元に戻る


これは、平成18年夏 支援区分を認定し直す時期に理解出来ない点が多々あったため 
インターネット、ヘルパーさん 支援事業者、区役所等で調べてみましたが、満足できる回答が得られなかったため、
社会福祉法人全国社会福祉協議会、厚生労働省、福祉関連事業体、企業に対し質問書を送り唯一答えていただいた回答書です。 
黒色が質問、青色が回答となっています。
ここで疑問に思った点として、
・なぜ、このように確定していない点が多々ある状況で施行を急いだのか?
・法律の趣旨は「一元的な仕組み」「一元的なサービス」という事だが、この法律の施行で本当に「一元的」という趣旨に沿っているのか?
・私のような疑問を持つ利用者は多いと思われるのにホームページ等で「Q and A」などを利用し利用者、支援事業者の不安、
 悩みを軽減するような対応が取れないのか?
・地方自治体も相当な混乱状態で各担当者は多忙を極め臨時職員まで採用したとの事。 本年になって(平成19年)法律改正の声も聞かれますが、
 総合的な歳費削減効果があったのか?

末尾になりましたが、お忙しい中ご回答頂いた川崎市健康福祉局障害保険福祉部長にお礼申し上げます。



                                                                                          事 務 連 絡
                                                                                          平成18919

山 崎 弘 文 様
                                                                                           川崎市健康福祉局障害保健福祉部長 

障害者自立支援法に関するご質問について(回答)

 平素より障害保健福祉行政の推進にご協力いただきありがとうございます。また、障害者自立支援法につきましては、
短い準備期間での施行となっていることから、サービスを利用されているみなさまにご不便をおかけしていることを、お詫び申し上げます。

911日付けにご質問いただいた件について、次の通り回答いたしますので、ご査収ください。

1.各項目共通事項

1−1)各新サービスの内容詳細はいつ公開されるのでしょうか

  (回答)

 各サービスの概要につきましては、すでにパンフレットやホームページ等においてお示しさせていただいているところですが、その詳細につきましては、
6月から8月にかけて厚生労働省より示されつつあるところですが、いまだ確定に至っていないところもございます。
9月末に国から示される予定である政省令によって確定することとなりますが、利用者の皆様には、サービスの利用に支障を来たさぬよう、
できる限り情報提供に努め、適切なサービスの利用が確保されるよう配慮して参りたいと存じます。

1−2)支給決定までの流れについて
 他の障害者は調査員の訪問もまだのようですが、10月1日からのサービス開始までのタイムテーブルをどのように計算されているかをお知らせください。
 (例)    各サービス内容詳細の明確化                   ○月○日

        サービス利用計画                       ○日間の検討期間
        サービスの支給決定                      ○日間の検討期間    ○月○日
        支給決定の通知                        ○月○日
        サービスの利用(含 サービス提供業者サービスとの契約締結)      ○日間
(私の場合現在(3)区分認定結果の通知の段階で各利用サービスの内容が分からないため
(本文の質問事項)(4)サービス利用計画の作成が行えません。) 

  (回答)
各サービス内容詳細の明確化   9月末
サービス利用計画          川崎市においては、申請段階でサービス利用意向を申し出ていただいているので、
                      これをサービス利用計画案とみなします。

サービスの支給決定         9月末までに支給決定の上、受給者証を交付できるようにして参ります。
支給決定の通知           受給者証と同時に通知書を交付いたします。
サービスの利用            サービス利用に支障がないよう、契約が9月末日までに締結できるよう、準備を進めて参りたいと存じます。

1−3)認定有効期限について

認定有効期限は、平成21831日となっていますが認定区分、サービス内容、
金額に変更はないものと解釈して良いのでしょうか?

(回答)

障害程度区分の認定有効期限と、支給決定期間及び利用者負担額の認定期間は、異なります。
支給決定期間は、通所や入所サービスを除いて原則
1年間であり、利用者負担額の認定期間も1年間です。
したがって、障害程度区分の認定有効期限内であっても、利用者負担額の見直し等は、毎年行います。
なお、受給者証に、それぞれの有効期間を記載いたします。

1−4)区分3に該当する障害者は介護給付、訓練等給付、地域生活支援事業で各々、合計どの程度の時間が給付されるのでしょう?
    ガイドライン等がありましたらお知らせください。サービス利用者が事前にこれらを知ることによりサービス利用計画の作成に
   「無駄な人件費や時間」を削減することが可能と思われます。また、1回の時間(居宅介護等)の制限についてもお知らせください。

 (例えば月20時間を給付された場合5時間×4日、2時間×10日)というような
  ガイドラインについてあるのであればお知らせください。

(回答)

川崎市では、区分にかかわらず、必要と認められる支給量を支給することとしています。障害程度区分に応じて支給基準を設けてはおりますが、
その基準以上の支給を希望する場合は、第三者も含めた検証プロセスを経て、必要と認められれば、基準以上であっても支給します。
このため、申請の段階で、障害程度区分に応じて時間制限をするようなことは想定しておりません。その後のプロセス及び支給基準や
サービス利用計画の作成につきましては、制度が複雑であることから、各区の保健福祉センター及び障害者生活支援センターにおいて
運用することとしております。 なお、居宅介護の
1回あたりの標準利用時間は、身体介護は3時間以内、家事援助は1.5時間以内です

1−5)居宅介護(ホームヘルプ)制度と訪問看護ステーション制度の違いについてお知らせください。

(回答)

居宅介護は、日常生活上の身体的な介護や家事等生活援助を居宅において行うものであり、ホームヘルパーが提供するものですが、
訪問看護は、医学的なケアを居宅において行うものであり、看護師が提供するものです。なお、訪問看護は、介護保険サービスには位置づけられていますが、
障害者自立支援法のサービスではありません。(重度障害者に対する訪問看護サービスは、障害者自立支援法以外の障害者施策で実施しています。)

1−6)ヘルパーの仕事内容について

ヘルパー1,2,3級の資格でそれぞれ行えること、行えないことがあると思いますが、どのようになっているのかお知らせください。

 
(回答)

 行える業務の範囲は同様ですが、3級ヘルパーは、報酬が3割減算されます。

1−7)ヘルパーについて

例えば、居宅介護で食事の介護のみであればヘルパー3級で可能です。このような場合給付は時間でくくられるのかそれとも
費用でくくられるのかお知らせください。費用でくくられるのであれば3級ヘルパーでお願いし時間数の延長を行うことも出来ると考えますが、
また時間でくくられるのであれば1級ヘルパーをお願いすることも可能と考えます。


 (回答)

 1−6の回答の通り、ヘルパーの級数によって業務の範囲が限定されることはありません。また、介護保険のように、支給限度額を定めるわけではなく、
あくまで支給時間で支給量を定めるものであり、ヘルパーの級数によって、利用できる時間数が増減するものではありません。

1−8)各サービス提供事業者との契約に関して

本年4月1日からのサービス時 法律は施行されたが詳細、金額等の決定が遅れ、私の場合、各サービス提供業者との契約書では金額の明示されていない契約書に署名、捺印しました。契約書自体行政からの指導に基づくもとのの事ですが、サービスが開始され対価が伴うものに対しこのような状況を行政指導すること自体、対障害者にのみ許される事と思います。今回以前のような事のないよう余裕ある日程で各地方行政、サービス提供事業者に指導の程お願いいたします。

(回答)

 ご指摘の通り、本来であれば、十分な準備期間をもって、適切な契約が確保されるべきであり、このような事態が生じていることについて、
心よりお詫び申し上げます。極めて短い期間での大規模な制度改正であるにもかかわらず、厚生労働省からの情報提供も遅れている中での
施行準備をしているところでありますが、鋭意準備を進めて参りたいと存じます。

2.個別事項

2−1)居宅介護と生活介護の違いについて、具体的にどのうな違いがあるのでしょう?

 (回答)

居宅介護は、居宅における介護サービスであり、生活介護は、通所施設等に通って介護を受けるサービスです。

2−2)居宅介護の内容について(生活介護を含む)

  ・家事援助が無いように思われますが4月1日以降無くなったのでしょうか?
  ・掃除は良いが大掃除は認められない等サービス利用者に開示をお願いします。
   (掃除と大掃除の違い?)
  国行政、地方行政、サービス提供業者の解釈により認められる場合等々公平性を損なうポイントと考えます。また、生活に対する相談(ヘルパーに対し)

  (リフォーム、生活の向上等)は認められますか?入浴介助時のマッサージ、肩 背中に市販の灸、耳掻き、爪切り、靴磨き、アイロン掛け、窓拭き、
  レンジ廻りの掃除は?  以前の法律と今回の法律では再度申請等新たに行うので異なった物と考えますが

  サービス提供業者は以前からの「慣例」という表現です。
 何が認められ、何が認められないのか開示ください。

 (回答)
家事援助は、現在も10月以降もサービスとしてございます。なお、個別のサービス内容につきましては、
明確な基準が例示されているわけではなく、一般的に障害者に対する支援として必要性が認められる範囲で、
事業者との調整により、合意に基づいて利用していただくものと考えております。
居宅介護は、自立支援の観点から、障害者の家事全体を代替するものではないため、
その個別の必要性について、相談支援事業者等も交え、十分事業者等と調整されることが重要と思われます。

なお、厚生労働省が示している基準は、次の通りです。

指定訪問介護事業所の事業運営の取扱等について(平成121116日・老振第七十六号)

一般的には介護保険の家事援助の範囲に含まれないと考えられる事例

1 「直接本人の援助」に該当しない行為主として家族の利便に供する行為又は家族が行うことが適当であると判断される行為
 ・利用者以外のものに係る洗濯、調理、買い物、布団干し
 ・主として利用者が使用する居室等以外の掃除
 ・来客の応接(お茶、食事の手配等)
 ・自家用車の洗車・清掃                 等
2 「日常生活の援助」に該当しない行為
   訪問介護員が行わなくても日常生活を営むのに支障が生じないと判断される行為
 ・草むしり
 ・花木の水やり
 ・犬の散歩等ペットの世話                等
  日常的に行われる家事の範囲を超える行為
 ・家具・電気器具等の移動、修繕、模様替え
 ・大掃除、窓のガラス磨き、床のワックスがけ
 ・室内外家屋の修理、ペンキ塗り
 ・植木の剪定等の園芸
 ・正月、節句等のために特別な手間をかけて行う調理    等


2−3)行動援護について

・区分3の中でも「自己判断能力が制限されている人」となっていますが
「障害の種別(身体障害・知的障害・精神障害)にかかわらず、障害のある人々が必要とするサービスを
 利用できるよう、サービスを利用するための仕組みを一元化し、施設・事業を再編」という
 本来の自立法の基本原則と矛盾します。
 問い合わせた機関によっては車椅子生活者と視力障害者との回答があり、混乱しています。
 また、私事で恐縮ですが以前の法律でも私はこの項目には該当しませんでした。
 その結果突然の病状急変で救急車を呼んだときにも
サービス提供事業者を
 呼べないということになりました。
 弾力のある法律の解釈は出来ないのでしょうか?
 サービス提供事業者に違法なことを頼むより厚生労働省としての見解をお聞かせください。

 (回答)

 行動援護は、飛び出しや自傷、他害等の行動障害を有する方に対する、障害特性に配慮した移動支援サービスであり、重度の肢体不自由の方については、
移動や見守りも一体となった重度訪問介護が別に設定されております。障害の一元化は、サービスの基本的な仕組みを統一することを
目的としているものであり、障害特性への配慮をなくすということは、障害者の生活実態を踏まえますと、難しいものと思われます。

 また、公費によるサービスである以上、制度の公平性や信頼性を確保するためには、一定のルールに基づくサービスの利用・提供が求められるものであり、
市としてこれを独自に運用することは非常に困難です。要望等がございましたら、厚生労働省にお伝えいたします。

2−4)移動支援について
地域生活支援事業となっていますが具体的な内容をどのように各自治体に指導するのかお知らせください(介護タクシーの事ですか?)

 (回答)

 地域生活支援事業につきましては、地域の特性や利用者の状況に応じた柔軟な事業形態による事業を効率的・効果的に実施することとされております。
内容といたしましては、これまで実施を参りました各種障害者施策を継続的に実施するものも多くございますが、一部市の判断で制度変更をした
部分もございます。ただし、事業の種類が
50近くございますことから、書面にて全てを回答することができませんので、
各保健福祉センター等の窓口にお問い合わせいただければ幸いです。


イ)その他

3−1)手術、退院から身体障害者認定までに約6ヶ月を要します。
     病院はベッド数の制限もあり、ある程度症状が落ち着いた段階で退院させます。
      この期間 患者にとって最も絶望的であり、回復できなく身体障害者になってしまうのか。
    また、その認定が認められるかも分からない一番辛い時期です。
    この期間では介護ヘルパーを自費で雇うことも出来ないのでしょうか?
    また、他に頼るような制度、支援機関はあるのでしょうか?


(回答)

 居宅介護は、あくまで居宅における介護であり、病院内では、完全看護が確保されていることから、看護師以外が看護や介護にあたることは、禁止されております。

3−2)体調と天候の関係について
    私の場合 気圧の変化により体調が著しく影響を受けています。

      各方面に問い合わせてみましたが気圧と体調との関係を研究している機関、論文
      を見つけ出すことが出来ませんでした。
      もし、このような研究機関、論文等ご存知でしたらお知らせください。

 (回答)

 申し訳ありませんが、このような分野に関する専門知識を持ち合わせている者が当方にはおりませんので、回答いたしかねます。

3−3)厚生労働省ホームページ検索について

身体障害者自立支援法で検索すると約3,800件が検索されました。
基本的な条項、補足的条項等どのように調べたら良いのかお知らせください。

(回答)

 厚生労働省のホームページのトップページより、障害者福祉のページへジャンプいたしますと、U.障害者自立支援法についての1.条文に、関係条文が掲載されております。

3−4)リハビリ施設に関して
    現在のリハビリ施設では体の機能回復に重点を置いていますが
    私の体験では体の機能は精神と密接に関係しているようです
    今後精神的なケアの充実を図るようなご指導をお願いしたいと思います。

 (回答)

 障害者支援は、機能的ケアのみならず、精神的ケアも当然要求されるものであり、現在もこれら一体となった支援が確保されるよう定められているところでございます。今後とも、支援の充実が図られるよう対応してまいりたいと存じます。

3−5)居宅介護(ホームヘルプ)に関して

現在 ヘルパ−2級の時給は1,1001,400円位です。これではヘルパーを正業にすることは難しく、
主婦の副業に頼らざるを得ないのが現状です。「噂」ではヘルパーから介護福祉士に移行されるようだ。とも言われ、主婦の副業では
難しくなるのではとの意見を多く聞いております。
4月1日の改正からサービス提供業者が財政破綻した。という事も聞いており、
より健全なサービス提供業者からより良いサービスを受けたいと願っている者にとって
不安な思いがしています。

 (回答)

報酬基準等につきましては、厚生労働大臣が定めることとなっておりますことから、施行状況を随時厚生労働省に報告するとともに、適切な事業運営が確保されるよう要望して参りたいと存じます。

                                   【照会先】
                                                            (制度の運用に関すること)
                                                    健康福祉局障害保健福祉部障害計画課
                                                  障害者自立支援準備担当
                                                  рQ00−2927(内33622)
                                                            E-mail : 35syokei@city.kawasaki.jp
                                                            (サービス利用計画、支給決定及び利用調整に関すること)
                                                    各区保健福祉センター
                                                             または各地区健康福祉ステーション